実施場所
大阪梅田ツインタワーズ・
ノース1階コンコース
阪急うめだ本店コンコース ウィンドー

作品について
大阪梅田ツインタワーズ・ノース1階コンコースでは、未来の創造を展望し、AIとのコラボレーションを選択。宮田彩加とAIの共創する『コレクション図鑑』が、生命の象徴としての動植物を描き出し、コンコースの空間に浮かぶ。また、その図鑑から宮田彩加の刺繍モチーフが飛び出し、帯状になって広がっていくような空間演出を展開。
阪急うめだ本店コンコース ウィンドーでは、宮田彩加の作品を中心に廣田碧がグラフィックでコラボレーションし、温室やコレクションルーム、宇宙の研究室などのシチュエーションの中に、生命の息吹や発見と驚きを、楽しみながら覗いて回る演出で展開。
アーティスト
宮田 彩加MIYATA Sayaka(現代美術家)
京都生まれ。2012年、京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修士課程 染織領域修了。大学で染織を専攻したことがきっかけで、染めた布に奥行きやボリュームを出すために手刺繍・ミシン刺繍によるオリジナルテクニックを使った制作を始める。
ミシンという世の中に溢れた媒体に意図的にバグを起こすことで現れる糸の層「WARP」シリーズや、支持体の布を無くし、糸だけで構築させていく「Knots」シリーズなど、「エラー:失敗の行為によって新たな価値観が生まれる」を根本にしたテクニックと、生物の形態や、物事の発生や進化の在り方を呼応させた作品作りをしている、唯一無二の現代美術家として活躍している。
主な展覧会に2024年「札幌国際芸術祭」(北海道立近代美術館)、2022年個展「裏腹のいとはよすが」(岐阜現代美術館)。
アーティスト
廣田 碧HIROTA Midori
(看板屋/グラフィックデザイナー)
デザイン事務所でグラフィックデザイナーとして活動後、2015年から家業である看板屋「看太郎」の2代目を継ぐ。店舗やブランド、イベント、展示などのロゴ・VIのデザインを手がけながら、看板を主軸に、手描きのレタリングやドローイング、グラフィックといった平面のデザインを、さまざまな素材・媒体を用いて空間へ展開することを試み、デザイン→製作→施工までの工程を一貫して担う。看板が持つメディアとしての可能性を探求するための自主企画として『超看板』を2017年(大阪・ミミヤマミシン)と2020年(東京・村世界)に開催。現在は衰退しつつある看板のペイント技術の普及も目指している。